『認証技術パスワードから公開鍵まで』サポートページ

このページでは、稲村が監訳した株式会社オーム社 2003年4月刊、『認証技術パスワードから公開鍵まで』に関して、刊行後に発覚した誤り等に関する情報を提供します。

正誤表

認証技術パスワードから公開鍵まで 正誤表
修正箇所内容Thx. to:
448ページAdvanced Encryption System → Advanced Encryption Standard (原書の誤記)

監訳者注補足

13章 325ページ注
DSS (Digital Signature Standard) は FIPS PUB 186で定義されている米連邦政府標準の一つ。策定当初は唯一のアルゴリズム DSA (Digital Signature Algorithm)のみを適合技術として指定していたため、DSS=DSA という等式が成り立っていたが、2000年1月に発行されたFIPS PUB 186-2では、DSA に加えてRSAとECDSAの二つも包含されたため、現在では曖昧さを排除するためにはこのアルゴリズムをDSAと呼ばなければならない。
14.4節PKI 367ページ注

X.509v3 では、CA証明書にはそのCAが発行可能な証明書に関して各種の制限 (ポリシー、サブジェクト名称等) を規定できるようになっているが、その際、上位CAに対して規定された制限は下位CAにまで継承されるというアーキテクチャを取っている。そのため、
上位CA証明書下位CA証明書個人証明書
サブジェクト
rfc822name
ca@example.comca@tech.example.comjane@vicus-oryzae.com
名前制限example.com配下
rfc822nameのみ
なし該当せず

というような階層があった場合、原書記載の方式では個人証明書が有効と判定されるが、X.509v3的には無効としなければならない。

詳しくはInternet X.509 Public Key Infrastructure Certificate and Certificate Revocation List (CRL) Profileを参照。


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稲村 雄 =JANE=
Last modified: Wed Apr 30 11:11:21 JST 2003